北朝鮮大使をスペインが国外追放「ペルソナ・ノン・グラータだ!」

「好ましからざる人物」と宣言した。
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※写真はイメージです
Edgar Su / Reuters

北朝鮮大使を「好ましからざる人物(ペルソナ・ノン・グラータ)」--。

スペイン政府は、核実験や弾道ミサイルの発射を続ける北朝鮮への対抗措置として、首都マドリードに駐在する北朝鮮大使の国外退去を宣言にした。

同国の外務省が9月18日、Twitterで明らかにした。

「本日、在スペインの北朝鮮大使は、外交上好ましからざる人物と宣告された」

ガーディアンによると、外務省は声明を出し、「本日、北朝鮮大使を呼び寄せ、『外交上好ましからざる人物』とする決定を伝えた。よって大使は、職務を停止し、9月30日までに国外に退去しなければならない」とつづった。

国連安全保障理事会は11日、6度目の核実験を強行した北朝鮮に対する追加制裁を決議。各国に外交や経済的関係を立つよう要求していた。

NHKによると、スペイン政府は8月にも、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、駐在する北朝鮮の外交官1人を国外退去処分にした。同様の行為に出た場合に、2国間の関係に深刻な影響を及ぼすと警告していた。