ピンクマンタの撮影に成功。世界に一つだけの美しい姿

「本当に素晴らしくて忘れられない出会いでした」

オーストラリアの海に広がる世界最大のサンゴ礁地帯「グレート・バリア・リーフ」で、美しいピンク色のマンタが撮影された。

写真家のクリスチャン・レインさんが2月10日、レディー・エリオット島に近い浅瀬で遭遇したという。レインさんはInstagramに写真を投稿した上で、「本当に素晴らしくて忘れられない出会いでした」と振り返っている。

クイーンズランド大学の研究チーム「プロジェクト・マンタ」によると、このマンタは2015年に最初に目撃された。映画『ピンク・パンサー』に登場するキャラクターから名を取って「クルーゾー警部」と呼ばれており、ピンク色のマンタとして世界で唯一知られている個体だという。

Forbesによると、プロジェクト・マンタでは「ピンク色は、肌のメラニン色素の異常によるものではないか」と推測している。