15歳未満との性行為は全て強姦罪。フランスで厳罰化の動き

11歳が被害者だった2つの事件がきっかけでした。
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11歳女児を強姦した男性が無罪となった判決に抗議する人々=2017年11月14日、パリ、フランス
Charles Platiau / Reuters

未成年に対する性犯罪を減らすため、フランス政府は、性行為が許される年齢を15歳と法律で定めることにした。ワシントンポストなどが報じた。これにより、15歳未満と性行為をした場合、同意の有無に関係なく強姦罪に問われることになる。

現行法の規定では、15歳未満との性行為は性犯罪に問われる可能性がある一方、より刑の重い強姦罪を適用する場合、検察側は強制性があったことを立証する必要があった。

こうした「ハードル」がネックとなり、いずれも被害者が11歳だった昨年の性犯罪事件の裁判で、被告に対する強姦罪の成立が認定されなかった。これが世論の反発を呼び、政府は法改正を迫られていた。

BBCによると、大統領のマクロン氏や性暴力被害を訴える団体はこの動きを歓迎しているが、この法案が提案される前、同意年齢を"13歳"にするか、"15歳"にするかで議論が起こったという。男女平等担当副大臣のマルレーヌ・シアパ氏はAFP通信の取材に対し、「より年齢が高い方が採択されたことをとても嬉しく思う」と話したという。

改正法は早ければ来週にも施行される見通し。