グレタ・トゥーンベリさん「新型コロナ感染していた可能性」と報告。若者にも注意呼びかけ

2週間の自主隔離中に症状が出たというが、現在は回復しているという。
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グレタ・トゥーンベリサン(3月5日・ベルギー)
Thierry Monasse via Getty Images

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが、自身が新型コロナウイルスにに感染していた可能性が「とても高い」と公表した。自己隔離の末、現在は回復しているという。

トゥーンベリさんは3月24日に自身のInstagramで、中央ヨーロッパを訪れた後、同行していた父親と共に、他の家族から離れて2週間自主隔離をしていたと述べた。すると、10日程前から、症状が現れたという。

「倦怠感、悪寒、喉の腫れや咳の症状がありました。父親も同時期から悪化した同様の症状と発熱がありました」と投稿した。

スウェーデンでは、新型コロナウイルス感染の可能性のある人全員を検査する方針から、リスクの高いグループのみへの検査に変わっている。スウェーデンの公共保険機関は、物資や労力を、重症化の可能性の高い人たちに優先的に提供するためだとしている。一般の人が風邪などの症状がある場合は、家に留まることを要請している。

その為、トゥーンベリさんは検査を受けられていないが、「症状やその他の状況を考えると、とても高い可能性で感染していたと思います」と話している。

投稿では、すでに回復していると述べているが、彼女の経験からの学んだ教訓を共有している。

「体調不良はそんなに感じませんでした。前回の風邪の方がよっぽど酷かった!」と話し、無症状や軽症であっても、ハイリスクの人々を配慮し注意するよう呼びかけた。

「ハイリスクのグループに属さない私たちは、大きな責任があります。私たちの行動は、他の多くの人々の生死に繋がるのです」

そして専門家や各当局のアドバイスに従い、感染拡大を防ぐために外出を自粛するよう述べ、最後には、お互いを気遣い、助けが必要な人に手を差し伸べるよう呼びかけた。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。