「置き配」を次々開封、床にぶちまける 韓国で小学生3人のいたずらにアパート騒然

小学生たちは、荷物を開封し、床のあちこちへ撒き散らし、踏みつけた。住民の中には、床に撒かれていた食用油を踏んで転倒した人もいたという。
|
Open Image Modal
小学生3人が、旧正月の宅配荷物の中身を床に撒いたためにマンションに貼られた「立ち入り禁止」の案内文
「クリアン(클리앙)」の投稿より

韓国・大邱達城郡のある集合住宅で、入居者の自宅前に「置き配」された荷物が全て開封され、床などに散らかされるという騒ぎが発生した。“犯人“は小学生3人だった。

2月4日、オンラインコミュニティ「クリアン」に、「アパートが大変なことになった」というタイトルの文が掲載された。

それによると、集合住宅には複数の棟があるが、小学生3人が全ての棟を駆け回り、入居者たちのドア前に置かれていた宅配便の包装をすべて開封。あちこちに投げ捨てたという。

韓国は現在、旧正月を控えて宅配便が多くなる時期だ。届いていたのは食用油、小麦粉、ローション、健康補助食品、果物などだったが、小学生たちはこれを開封し、アパートの床のあちこちへ撒き散らし、踏みつけた。住民の中には、床に撒かれていた食用油を踏んで転倒した人もいたという。

Open Image Modal
小学生が荷物の中身を床に撒いた光景
「クリアン(클리앙)」の投稿より

さらに、ドアロックにローションが塗られ5〜6世帯の家のドアロックが壊れたという。現場にはパトカー6台が駆けつけて、監視カメラの映像を見て、小学生たちを「捕まえた」という。

ただ、子どもたちは現行法上で処罰の対象ではないため、損害賠償などの責任は責任は親が負うものとみられている。同じ集合住宅に住む子どもたちで、10歳未満も含まれていた。

達城警察署の関係者は、「親が被害弁償すると約束した状況」とし「他の措置に対しては現在検討している」とJTBCの取材に伝えている。

この記事は、ハフポスト韓国版を翻訳・編集しました。