ダルビッシュ「完璧な人間はいない」 グリエルの“差別的行為“ で呼びかけ

米メディアでも人種差別を連想させるしぐさが報じられていた
|
Open Image Modal
ワールドシリーズに登板するダルビッシュ有投手。撮影日10月27日 (Photo by Ezra Shaw/Getty Images)
Getty Images

ドジャースのダルビッシュ有投手が10月28日、アストロズとの試合後にTwitterを投稿。対戦相手で元DeNAのグリエルが行った"差別的行為"について、「完璧な人間はいない」として、「責めるよりも学ぶ努力を」と英語で呼び掛けた。

「完璧な人間はいない。彼もそうだし、僕もそう。彼が今日したことは正しいことではなかった。でも我々は、彼を責めるよりも、学ぶ努力をしたい。もしこの経験から学べるなら、それは人類にとって大きな一歩だ。私たちはこの素晴らしい世界に生きているのだから、怒りにフォーカスするよりも、前向きにとらえ、前に進んでいこう。みんなの大きな愛を頼りにしている」

ワールドシリーズ第3戦でドジャースはアストロズと対戦。アストロズの5番グリエルが2回、ダルビッシュから先制ソロ弾を放った。その後ベンチに戻ったグリエルは、アジア人であるダルビッシュへの差別ともとれるような、両手で両目尻を引っ張るしぐさを見せた。

この人種差別を連想されるような行動が試合中から、ESPNなど米メディアで次々に報じられ話題となっていた。グリエルは、プロ野球のDeNAでもプレーした経験を持つ。

ダルビッシュは試合後、取材の場で「彼のジェスチャーは失礼にあたる。彼は間違いを犯した。彼はここから学ぶでしょう。私たちはみな人間だ」などとコメントしていた。

ダルビッシュはワールドシリーズ初登板を果たしたが、1回2/3を6安打4失点、1四球でメジャー最短のKO降板となり、黒星を喫した。

CBSによると、グリエルはメディアの取材に対し、通訳を介して「僕は誰かを怒らせるつもりはなかった。彼や日本の誰かを怒らせるつもりはなかった。日本をとても尊敬している。僕は日本でもプレーしたこともある」と語ったという。