北朝鮮軍が軍事境界線を越える 韓国に亡命した兵士の追撃中に 国連軍が映像を公開

兵士を銃撃する緊迫した様子が写っています。
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News1

朝鮮半島の南北軍事境界線がある「板門店」で北朝鮮軍の兵士1人が韓国側に亡命した事件で、国連軍司令部は11月22日、当時の監視カメラの映像を公開した。

国連軍司令部は、映像を調査した結果として、「北朝鮮軍が軍事境界線を越えて銃撃を加えたこと、一時的だが、北朝鮮軍兵士が軍事境界線を越えたことを確認した」と説明。

「これは2度の国連停戦協定違反という重要な結論を下した」「共同警戒区域内の国連軍司令部の人員が、板門店にある連絡チャンネルを通じて、このような違反に対して、本日北朝鮮軍に通報した」と述べた。

公開された監視カメラの映像には、北朝鮮軍の兵士が亡命を試みる、緊迫した状況が写っていた。

この兵士はジープを運転して72時間橋を渡り、軍事境界線の南側近くまで接近。排水路段に車輪がはまって動かなくなると、車から降りて軍事境界線を越えた。

板門店の警備に当たっていた北朝鮮軍の兵士4人から追撃を受け、至近距離から発砲される様子も写っていた。

この過程で、北朝鮮軍兵士の1人が一瞬、軍事境界線を超えたという。

ハフポスト韓国版から翻訳・編集しました。

【訂正】72時間ジープを運転したと訳していましたが、正確には「72時間橋」という橋を渡ったという内容でした。(2017/11/24 12:52)