彼と違うチームのファンの時に、私たちに起きたこと

【キム・ヒョヌの新婚日記:第5話】だけど、たまにいい時もある。
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Westend61 via Getty Images

ハフポスト・コリアのキム・ヒョヌ記者が2018年12月から連載を始めた「新婚日記」を掲載します。つれづれなるままに書きますが、それなりに面白おかしく読んでいただければ幸いです。

野球中継を見ていると、時々、他チームのユニホームを着て一緒に座ってビールを飲むカップルの姿を見ることができる。 あるチームの点数が出ると、片方は両手をあげて喜び、もう片方はうなだれる姿がそのままテレビに出てくる。 なかなか面白いデート、思い出のネタになりそうだ。

サッカーはそれが不可能だ。 とりあえずフーリガンという言葉が、なぜサッカーファンから出たのか考えてみると、皆同じユニフォームを着た中で、他のチームのユニホームを着たまま座るのは、非常に難しいという結論に達する。 勝っても負けても、流血事態が発生しかねないからだ。 野球場でも時々そんなことがあるとはいうが、9回までゆっくり行く野球とは違って、前半と後半だけパッと勝負するサッカーは、非常に「短気な」スポーツなので、おそらく勝負を前にしたファンの気性も、少し違うのではないだろうか。 一方、野球は一週間に六回もするので今日負けても明日勝てばいいが、サッカーは今日負ければ来週まで下がった順位で待たなければならない。 そんな状況で、隣で相手チームが浮かれはねていると想像に難くない

Kリーグでは、そもそもホームチームではないチームのユニフォームを着用した場合、遠征席だけに座るように規制している。 そしてその規定は本当に厳しい。 実際、こんなことがあった。

「世の中にこんなことが!」ここのサッカー場からソウルのファンに間違われて追い出された男がいるって!

 

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(再演)サッカーは好きだけれども、野球の観戦だけ行き、サッカーに直接観戦には行ったことがなかった仁川(インチョン)出身の知人チョンモ君(自称仁川ソン・フンミン)。 彼は崇義(スンウィ)アリーナでインチョン対ソウルの試合が開かれる日、自宅にころがっていたソウルFCのユニホームを着て競技場に向かった。 野球のようにどんなユニホームでも着てもいいと思っていたのだ。 当然ながら、職員は一人だけが赤い服だった彼を阻止した。 何回もソン・フンミンに似たワールドクラスの笑顔で入場を試みたチョンモ君… しかし、職員は強硬で、チョンモ君は結局泣き叫び始めた。

「私は仁川の人ですううう!仁川の応援に来て、これはただ家にあったから着ただけなんですうう!」

彼は怒り、「仁川広域市長」職印が押された彼の住民登録証をたたきつけたが、仁川広域市長はおろか文在寅(ムン・ジェイン)大統領がいらっしゃっても、容赦はなかったはずだった。 結局、試合開始直前、ソウルのユニホームを脱いでフレディ・マーキュリーのような袖なしを着た格好になったら、競技場に入場することができた。 もちろん、それも非常にゾッとする服装ではあったが、ソウルのユニフォームよりは袖無しの方が、仁川のファンには、そんなに刺激的ではなかったはずだ。

そして彼は二度とサッカー場へ行かなかった。

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すなわち、同じチームを応援しない限り、大統領夫妻だとしても、一緒にサッカーの直観を楽しむことは、こんなにも難しいことだ。

ところで私はカンウォンFC(aka ジャガイモ国FC)のファンで、新郎はウルサンヒョンデ(ナウンのお父さんチーム)のファンだ。

 *ナウン~KBS2「スーパーマンが帰ってきた」に登場するウルサンヒョンデで活躍しているパク・チュホ選手の娘。

 

幸いなのか残念なことなのか、私たちが初めて会った年から2シーズンの間は、カンウォンFCは2部にいた。 その2年間は、私たちは恋愛のサッカー黄金期だった。 対戦することがなかったから、お互いに試合が行われる日にお互いのチームを応援することができたのだ。

その日が来るまでは…

 

 [江原(カンウォン)FC 4年ぶりにKリーグクラシック昇格]圧迫とパス占有率サッカーで「江原道の力」完成

江原(カンウォン)FC「江原道パワーを見せ、クラシック昇」’-スポーツ朝鮮(2016.11.20)

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Crowd. All people are complete and moveable- a clipping path hides the legs.
Leontura via Getty Images

2017年はそのようにオレンジ色で明るくなった。 開幕戦で、カンウォンは、サンジュを2-1で下し、同日、ウルサンもポハンに2-1で勝利を収めた。 気持ち良い日だった。 その来週は二人とも敗れたけど。 とにかく私たちはお互いのチームを応援し合い、負けた時はお互いに励まし合った。

問題は一ヶ月経って発生した。 蔚山文殊(ウルサンムンス)球場から、ウルサン対カンウォンの試合が行われた2017年4月2日、日曜日。 もちろん、非人気種目(?)だが、韓国カップルの最大ビッグマッチというニュースが放送局にもすべて響き渡ったのか、試合が中継になる予定になっていた。 若干の緊張感を抱き私たちはMBCスポーツをつけた。 そして、つけたとと同時にホイッスルが鳴った。

一瞬も逃さないために目をむいて画面を見つめていたが、目が乾燥して人工涙を探そうとしばらくきょろきょろとしていた間、立ち上がって歓呼した。

「オ~~~ルシャアアアア~~~~~~~~!!!!」

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Photo image closeup portrait of a funny young Asian man dancing happily joyful expressing celebrating good news victory winning success gesture, smiling positive excited emotion while standing over white background
airdone via Getty Images

そして、目が乾燥していることも忘れて、沈んでしまった私を抱きしめた。 「いやほ!僕のヒョンユ大好き~~~~」

「ウルサンヒョンデ、オルシャが試合開始と同時に、強烈な初ゴールを記録しました。 スコアは1-0です」

いや、私が本当にどれほどその時イラッとしてたのかというと、今になってはもう2年が過ぎたが、まだとても鮮やかに全部を記憶している。 しかし、私は一喜一憂しないスタイルだ。 さあ、選手団の皆さん集中! 英語ではコンセントレート! この精神荒々しい文を読んでいる間、何一つでも得るものがなければならないので、朴恒緖(パク・ハンソ)監督のベトナム語では、集中を「タックチュン」と言います! 

*朴恒緖(パク・ハンソ)監督~2002年に大韓民国国家代表のコーチを任され、2017年には、ベトナム国家代表の指揮監督として任命された。SBSで監督に会いにベトナムに行った番組で、インタービュー中、集中を意味する「タックチュン」というベトナム語を監督なりの発音で披露した。

 

とにかく私たちがどんなチームでしたか? 道民の心を集めて作られた道民球団じゃないですか! そうやって静かに心の中で応援した。 私の目つきがどれほど強烈だったかといえば、テレビが壊れるほどだった。 しかし、文化市民ならキレてるからと言ってテレビを壊してはいけないでしょう?^^

 

美しい人は留まっている場所でも美しくなければなりません。^^💕🌈🌸

 

結局、タックチュンハーフタイムの末、前半終了直前、ゴット-エゴが同点ゴールを記録した。 なんか韓国語もできそうな彼...

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뉴스1

 キングゴット…

 

しかし、私は一喜一憂しないスタイルなので、オーバーしながらゴールを入れたことを喜びはしなかった。 それは実際、あまりにもマナーのない行動なのに… なのに... ディエゴのゴールが入ると、彼は突然自分のチームの悪口を言い始めた。「このばか野郎、 ご飯を食べてサッカーばかりやっているやつらが、どうしてあれくらいできないのか?」それは当然、私のチームの選手たちもご飯を食べてサッカーばかりやっているから、別に何も言わなかった。 彼は一喜一憂するスタイルだからだ。

 私はいつもそうしてきたように、他のチームに勝てば良いから、私たちカップルの未来に暗雲が立ち込めないようにしてくれ.. これがまさに2部から昇格したチームのファンと、引き続き1部でも上位スプリットにいて自身の意識をしっかり保てなかったチームのファンの違いだろうか? 彼はしきりにブツブツ言うばかりだった。私の本音が分かるかな? あの勝利に狂ってしまった黒牛...

 *トト~インターネットのスポーツギャンブル。

*○○虫~語尾に虫をつけることで、相手に対して嫌悪感を露わにする言い方。

*黒牛~相手を侮辱したり愚かな人を意味する。虎口(ホグ)が元の言葉が変形した単語。

 

しかし、落ち込んだのは私だった。 後半終了直前、ウルサンはまたゴールを決めた。 彼は飛び上がって跳ね,また座り込んでは私を抱きしめた。

短い瞬間、あらゆる考えが頭の中をよぎった。 ここ数年の恋愛が頭の中に走馬灯のように過ぎていった。 本当に私を愛しているのか? そうして、この考えが終わる頃、私は寝そべってテレビを見ながら、へへと笑っている彼を見た。 「ハフポストセルフディフェンス企画」でボクシングを楽しく学んでいた時だった。 理性的な考えより、本能的なセルフディフェンスが先立ったのだ。

 *ハフポストセルフディフェンス企画~ハフポスト韓国版の「Self-Defence」を集中的に紹介した企画。女性エディターが実際に自己防衛の方法やボクシングを体験している。

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portrait of cute dog lying on green grass in spring Sunny meadow funny sticking out his tongue and rolling his eyes
Nataba via Getty Images

それでも彼はへらへらと笑ってばかりいた。 文字通り、落ち込んでいても笑っている黒牛いないよね?

しかし、本当の黒牛は私だった。 それから2年が経って、私が結婚にゴールインをする間にカンウォンドは一度もウルサンに勝てなかった。 夫は、カンウォンド チュンチョンソンアム競技場に直接観覧しに行った日には、私をだましてチケットを買って来ると言っては、遠征席に座らせ声高に応援し、さらに私の隣にはウルサンの選手の母親がいたのだが、私がウルサンのファンだと思い、とても優しくしてくださったので、この場を借りて感謝しています。先月、ウルサンがFAカップ優勝に失敗した時は、「確かにヒョンユのチームのような弱体もあるのに、僕が準優勝だからとこんなに悔しがるのではないでしょう」と言って私をイラッとさせた。 でも、私が何と言うことができる... 弱いチームはこのように胸が痛むのだ。

このように、カップルが他のチームを応援することは、当然、イラっとして激しい戦いが起こりかねない危機が多いが、時には良い時もある。 例えば、「どうしてうちの球団はこんなに仕事をしないのか」と思うが、他の球団はどうなのか分からず、顔色をうかがっている時、キャッチをすぐにできる。 「ウルサンはフードティーもグッズで出したのに、なぜカンウォンはそんなこともできない!」のような... 去年買ったロングのダウンジャケットはプリンティングされたパッチが弱すぎて、パッチが半分くらい落ちてしまったが、ウルサンは刺繍パッチだったから落ちる心配がなかったのに(ブツブツ)

敢えて良い点を探すなら、私の好きなスポーツとリーグに関心のない配偶者よりは、同じリーグの他のチームを応援する配偶者の方がはるかにマシじゃないか。 スポーツと愛、その矛盾の綱渡りとは...。♥

  

ハフポスト韓国版を翻訳・編集しています。

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