個性的すぎる。オリンピック選手のマスクに注目集まる【画像集】

ネコにジョーカー、ハルク、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターに似てるとの声も。海外選手の個性的なマスクを紹介します。
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新型コロナの影響を受け、東京オリンピックではマスクは欠かせないアイテムになりました。

表彰式では、表彰台での写真撮影のために最大30秒間外すことが認められていますが、選手は多くの場面でマスクを着用。

選手たちの個性的なマスクに注目が集まっています。

 

ネコが好きすぎて…。

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金メダルに輝いたエフゲニー・リロフ選手(2021年7月30日撮影)
Jean Catuffe via Getty Images

競泳男子100メートル背泳ぎと200メートル背泳ぎで金メダルに輝いたROC(ロシアオリンピック委員会)のエフゲニー・リロフ選手

インスタグラムにネコとの2ショットを投稿するなど、ネコ好きで知られているというリロフ選手は、オリンピックでもネコを模したマスクを着用。

しかし、ロシア通信によると、表彰式にも猫マスクで参加しようとしたところ、大会組織委に認められませんでした。リロフ選手は「泣きたい」とコメント。マスクはガールフレンドからプレゼントされたものだといいます。

 

「めちゃくちゃ強そう」。人気アメコミキャラのマスク

陸上女子砲丸投げで銀メダルを獲得したアメリカのレーベン・ソーンダーズ選手は、予選ではDCコミックスのヴィラン「ジョーカー」、決勝戦ではマーベル・コミックのヒーロー「超人ハルク」など、アメコミの人気キャラクターを模したマスクで登場しました。

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決勝戦ではハルクのマスクを着用したソーンダーズ選手(2021年8月1日撮影)
Fred Lee via Getty Images

 

ロイター通信によると、ソーンダーズ選手は高校時代から、「ハルク」のニックネームで呼ばれていたそう。ツイッターインスタグラムのプロフィール欄にも「レーベン・ハルク・ソーンダーズ」と記されています。

ソーンダーズ選手はメンタルヘルスの問題を抱えていると明かしており、「超人ハルク」に共感する思いがあるといいます。「超人ハルク」は、怒りの感情をコントロールし、その強力なパワーを制御しながら人々を守るヒーローとして活躍するキャラクター。ソーンダーズ選手は、自身とハルクを重ね、精神面をコントロールする方法を身に付けたと語っています

ソーンダーズ選手のマスク姿は日本でも話題となり、「めちゃくちゃ強そう」「迫力すごい」などの声があがりました。

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予選でジョーカーのマスクを着用したソーンダーズ選手(7月30日撮影)
Patrick Smith via Getty Images

アメリカ選手団のマスクも話題

アメリカ選手団が着用しているマスクにも、注目が集まっています。

マスクはNIKEが製作したもので、オリンピックの特別仕様として、白地に「USA」の文字があしらわれています。プリーツが特徴的で、NPRによると、日本の折り紙のひだを彷彿とさせるデザインを施したそう。

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競泳男子アメリカ代表のチェイス・カリシュ選手とジェイ・リザーランド選手(2021年7月25日撮影)
Al Bello via Getty Images

このマスクはアメリカのツイッター上でも話題となり、中でもDCコミックスの人気キャラクター「バットマン」の敵役である「ベイン」や、映画『羊たちの沈黙』などで知られる精神科医であり猟奇殺人犯のハンニバル・レクターなどに似ているとの声が多数あがりました。