大坂なおみ選手、母親になった後のキャリアを“心配”する人に見事な反論「子持ちの男性アスリートで…」

「ご心配ありがとう。でも、それは本当に必要としている人に向けたほうがいいかもしれません」
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大坂なおみ選手
Getty Images

「私のキャリアを突然心配している人たちへ」

女子テニスの大坂なおみ選手は5月13日に自身のTwitterを更新し、母親になってテニスのキャリアを続けていけるのかと“心配”する人々に対し、反論を表明した。

 

「子持ちの男性のアスリートで…」

今年1月に妊娠を公表した大坂選手。その際、2024年の全豪オープンには出場する意向を示していた。

大坂選手はTwitterで「私のキャリアを突然心配している人たちへ」と切り出し、こう続けた。

「子持ちの男性のアスリートで、戦績がとても悪い人も沢山いるので、彼らのことを代わりに心配してあげてください。

ご心配ありがとう。でも、それは本当に必要としている人に向けたほうがいいかもしれません」

さらに大坂選手は「これを男性と女性の問題にするつもりはありませんが、現実に目を向けてみましょう」とも付け加えた。

性差別を指摘したこの投稿には、4万6000以上の「いいね」が集まり、「その通り」「100点満点の回答」「彼女はいつだってかっこいい」など共感のコメントが多数寄せられた。

大坂選手は、5月12日に公開されたアメリカのメディア「TODAY」のインタビューで、自分の子どもがいつか自身のプレーを見ることを楽しみにしていると話している。

「私が一番楽しみなのは、スタンドで子どもが私のテニスのプレーを見て、『あのコートにいるのは私のお母さんだよ』と言えるようになることです。自分の子どもがスタンドで私を見ていると思うと、本当に夢のようです。そう遠くない将来にそれが実現すると思うと、とてもわくわくします」